メイクアップ&フィニッシング
投稿:2022/12/19 更新:2022/12/20
メインカラー

仮組みの段階でほぼ固まっていた赤、白、黒をメインに塗っていきます。
前回はソリッドカラーにつや消しとしましたが、今回はパール&キャンディメタリックのキラキラ光沢仕上げで進めます。
グレーサフ→白サフで下地を作り、白:コールドホワイト、赤:プライマリーメタリックレッド+GXクリアルージュ&GXメタルブラッディレッド+GXディープクリアレッドのキャンディ、黒:メタルブラック&GXメタルブラックと、肌と髪以外はメタリック。センサーやモールドなども金銀やクリアカラーを用い、極力キラキラ感を出す方向で塗ってます。
ヘアカラー

ラスキウスのブロンドとクリアーホワイトを1:1で塗ったところ、成型色と殆ど変わりありませんでした……まあ、近似値を発見できたということで。
シャドウにはブロンド+クリアーオレンジを適量混色、ハイライトにブロンド100%で吹いた後スムースパールコートでマットに。
しかし、乾いた後に確認すると想像よりかなり薄かったので、その上からクリアーオレンジを吹いて彩度を上げ、クリアーホワイトでハイライトを入れた後、プレミアムトップコートつや消しでフィニッシュ。今度は良い感じに。
クリアレジン

こちらもテクニックに投稿してますが、センサー等のレンズ表現に100円ショップのクリアレジンを流し込んで透明パーツを表現しています。
凹部にシルバーを塗装し、クリアレジンを流し固めると輝きがより強調されます。
この時モールドに流すレジンを少なくすると奥行き感を、爪楊枝などですりきりにするとツライチのフィット感を、表面張力で盛ると凸レンズ感を出せます。


砲身にも肉抜き穴埋め兼ディテールアップとしてレジンを流しています。
凹部にレジンを流す→固める→流す→固めると複数回重ねることでバテるように盛ることもできます。
今回は塗装後にレジンを盛ったため、ヤスリ掛けによる塗装はげが恐くなったので、固めたそのままのガタガタ状態ですが、確り削って研けば綺麗な透明パーツになるはず。
問題点は気泡ができやすく抜きにくいこと。各部にけっこうな数の気泡が入ってしまいましたので、次は上手くやりたいですね。

塗り分けが完了したら、クリアーを吹いて塗装を完了させます。
カーモデルでは中研ぎやコンパウンド掛けを行ったりしますが、今回は思ったより上手く艶が出た&鏡面まで必要としていないことから、磨きは行っていません。
デカール

クリアーの乾燥後、水転写デカールを貼ってディテールアップしていきます。
前回同様、RBコーションデカールがメインですが、空戦型と言うことでたまたま投げ売りされていた1/48戦闘機用のデカールがピンポイントのアクセント付けに役立ちました。
こちらも段消しは行わずに、そのままフィニッシュとしています。
追加工作

塗装及びデカール張りが完了してほぼ完成となったところで、もうひと味足りないと感じ、部屋を漁ったところ、ピンと来るモノを発見。
寂しいと感じたパックパックのウイング基部上部に、フェイ・イン・ザ・サイトの腰部スラスターをリペイントして移植。
レドーム付属のアンテナは使用せず、代わりにRGフリーダムガンダムのフレームパーツを削って整形し、ジョイント穴にクリアレジンを流してレンズに見立てたセンサーユニットを追加。基部にも、開口部に裏からアルミテープを貼り、前面からカラーレジンを入れセンサーに見立てたRGフリーダムガンダムの膝装甲を、脚部カバーとして接着。
ライフルにはネイル用のラインシールを貼ってストライプのアクセントを入れました。
以上で全ての武装が完成しました。
メイクアップ

フェイスには100円ショップのアイシャドウパレットを使用して化粧を施しています。
影になる額と顎下部にはブラウン。目元にはパープル。頬にはピンク。うっすら陰影が付く程度に着色。ただアルカの髪型だと、額の殆どが隠れてしまうので意味的にはあまり効果は無かったかも。
同様にスキンカラーのお腹と腿にもシャドウを入れて、素体も完成です。
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