フェイスパーツのアレンジ
投稿:2023/02/23 更新:2023/03/03
キットのランナーを使用して口を作ったりします。
公式戦レギュレーション対応。
チャート詳細
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かなりオススメ
オススメ度:
自分だけの表情が出来れば作品に愛着が湧きます!
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中級者向け
難易度:
切削加工や細かいパーツ加工を行うためある程度慣れた方向けかも…
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時々使う
使用頻度:
フェイスパーツの予備さえ許せばどんどん作成していきたい所存
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かなりの効果
使用効果:
オプションパーツにも無いオリジナルな表情はインパクト抜群!
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普通
必要経費:
主にピンバイス等基本的な工具を使用します。材料費はランナーを使用するため無料!
予備のフェイスパーツの入手が困難?そうだね…
必要なツール・環境・素材
ピンバイス(1mm~3mm程度), デザインナイフ, 丸棒ヤスリ(特殊形状ヤスリ等があればGood), プラ用接着剤
STEP01フェイスパーツの開口
まずはこんな形かなーと考えながら油性ペンで口の形を描きます。
私は完成品フィギュア等を参考にしてます。
次に描いた形の真ん中あたりにピンバイスで穴を開けて、デザインナイフ等を使用して徐々に線に沿うように広げていきます。
ある程度形が出来たら、棒ヤスリなどで丁寧に仕上げます。
特に裏側は口内パーツの密着具合に影響するので、なるべく薄くなるように削っておいた方が良さそうです。
開眼加工をやったことがある方は慣れているかもしれませんね。
私はWAVEさんの『特殊形状ダイヤモンドヤスリ 丸(先曲/小)』を使ったのですが
エッジのキワやヤスリが入りにくい裏面をヤスるのが捗りました!おススメです!
STEP02歯や舌の作成
30MSや30MMのランナーに時折見かけるアーチ状のランナー。
いくつかサイズ違いがあるのですが、今回はリリネルのランナーにあった小さめサイズのものを使用しています。
これを切り出して、開口した部分に裏から貼り付けることで上の歯に見立てます。
舌は通常の棒ランナーを削って歯より一段奥になるよう貼り付けています。ここは好みでランナータグでもいいかと。
歯と舌が触れる部分を少し平面に削ることで密着度も増してより自然に見えるかもしれません。
(奥まった部分に多少隙間が出来ても角度的にほぼ見えないので問題無し)
私はランナー片をちょこっと接着して八重歯にしてみましたが、ギザ歯なども大変カワイイと思います。そのうちやりたい。
STEP03完成
表から見たらこんな感じになります。
右の困り顔は歯パーツは無しで赤色のランナーを貼ったものです。
ちょっと下唇に削り残しが残っててどことなくベイマックスみたいな口になってしまった…
削るときはいろんな角度から見て不自然に見えないかチェックするのが大事!です。
STEP04開口なしパターン
こちらは開口無しでランナー片の舌を貼り付けただけのパターン。
いわゆるてへぺろ顔。
口をスジボリで成形するほうが大変だったかも…(スジボリ大の苦手)
STEP05ネヴァリアでもやってみる
新たに発売されたネヴァリア。
八重歯が可愛らしいお顔なんですが、なんだかモールドが甘い印象…
こいつもちょっと弄ってみましょう。
STEP06フェイスパーツの開口
まずはピンバイスとデザインナイフで穴を開けて、ヤスリで整えます。
タンポ印刷済みのフェイスなので傷つけないように慎重に。
STEP07歯や舌の作成
ランナーから歯と舌を作ります。
今回もアーチ状のランナーを使いますが、
小さい歯自体にモールドを入れるのが難しかったため、
いったんギザギザモールドをランナータグに施し、それを重ねて接着してから形状を整えています。
なお作業しやすいように持ち手部分を残しています。
STEP08フェイスパーツへ取り付け
歯の位置を確認しながら裏側から接着します。
タミヤセメント白瓶で微調整しながら仮止めし、シアノンDWでガッチリ固定しています。
舌も同様に接着。
STEP09完成
頭部基部に装着できるように裏面を整えたら完成です。
ギザ歯いいよね
いい…
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