- 作品種別
- 加工あり
- 機体・キャラ名
- レティシア
レテ
- オプション
- オプションボディパーツ タイプA01[カラーB]
- メインカラー
言うに事欠いて「ちんちくりん」などと。
確かに私は身なりに無頓着ではある。
しかし返す返すも「ちんちくりん」だなどと。
スクラップ寸前まで叩きのめしたあのバカメカへの怒りは未だ治らず、核弾頭クラスの罵倒への憤りが私の頭を支配していた。
まぁ…普段あの短めの四肢ユニットしか付けてなければ…認めたくはないが「ちんちくりん」と言われるのも一億歩くらい譲って仕方ないかもしれない。
断じて認めたくないが。
「なんでこんなことで…あぁ、もう」
拾った鉄パイプでおもむろに八つ当たりをしてみるが、腹の虫は全く治らない。
…どうにか成人女性型の四肢ユニットを手に入れられないものか。
しかしそんなものが都合よくそこらに転がっているわけがない。
アヤが装着しているのは正にその成人女性型四肢ユニットではあるが、無断でかっぱらうわけにもいかない。
かといって首都の正規品はあまりにも高額である。
「なんでこんなことのために悩んでるんだろう…」
そんな事を考える度にあの忌々しいバカメカの顔を思いだしてしまう。
…ふと、テールユニット基部の小型核融合炉が目に入る。
私にとっては快適なジャンク狩りのお供でしかないが、一つ市場に出回るだけで大騒ぎになるであろうオーパーツだ。
売ればどれだけの金になるだろう。
「…何を馬鹿な事を考えてるんだ、私は…」
いくらなんでもこれを売るなんてとんでもない。
今の生活をドブに捨てるようなものだ。
しかし、あの言葉がまたしても脳裏をよぎる。
『この暴力ちんちくりん女〜っ!!』
「売るか」
後日、核融合炉をオークションに出品し大金を得たレテは念願の成人女性型四肢ユニットを手に入れた。
案の定ノエルに烈火の如く激怒され即刻返却する羽目になり、核融合炉は全額返金(と関係ないのに駆り出されたアヤの泣き落とし)で取り戻した。
「…短い夢だった(ボソッ」