"どうしても退いてくれないのなら...!"
リセッタ「がぁぁぁぁぁぁぁ?!」
リボルヴァG「な、なんで私のアーマーを使ってるの!そんなことしたらお姉ちゃんの体が...!」
アームドモード用のアーマーは1人1つ持っている固定装備だ。リボルヴァGのために調整されたものをリセッタが使うことは当然不可能である。はずだった。
ーErrorー
シグナルリングが黄色く光った後、リセッタの体からノイズのような物が現れ、それはマフラー状に変化し装着された。
リボルヴァG「何が起こったの?」
リセッタ「わからない。でも、今は原因を考えている時間はないわ。」
RSS-2 リセッタ(アームドモードNoname)
ウイルス浄化機能の誤作動によってリボルヴァGのアーマーに偶然適合してしまった形態。出力は不安定なものの、未来へ一緒に持ってきてしまったスラッシュアーマーよりも高いエネルギーを放出することができる。
追加されたマフラー状のウイングパーツは一時的な実体データとして存在しているだけなので破壊することができない。そのため他のアームドモードより防御力が上がっている。
フロービット
リボルヴァGのアーマーを制御する追加ユニット。ワイヤーで4つ連結されており、状況に応じて伸縮・展開する。本体は首に取り付けられた首輪なので取り外し様々な用途に転用できる。
ディスクフロービット
手裏剣型に変形したフロービット。リセッタのイメージ通りに動くので敵を追尾することも。
リセッタ「さて...ここのレジスタンスのリーダーを呼んでもらうわ。見ての通り異常発熱を起こしたシスターを連れているから、救護班も同時に。」
???「時間がないのに試すような真似をして悪かった。俺がここのリーダーだ。」
黒ずくめのエグザマクスはそう言うと基地の中へ案内し、すぐにエイミをベッドへ運んだ。彼はイルクスと名乗り、地下に小さな集落を作って暮らしているようだ。
イルクス「ただのオーバーヒートだ。きっと次世代型アームドモードを使用したんだろうな。」
リセッタ「次世代...?」
イルクス「アームドモードT。通称サードタイプ。アーマーの装備ではなく内部処理能力の上昇やリミッター解除を行うものだ。」
3人のいる部屋へ誰かが近づいてきたようだ...